一工夫で暮らしやすい間取りになるローコスト住宅

一工夫で暮らしやすい間取りになるローコスト住宅

以前だと、ローコスト住宅は単身者または夫婦のみの小規模な家庭向きの住まいだと考えられてきました。
おもに2LDKかワンルームで構成されている住居で、その分施工費が安いというのがメリットに挙げられます。
昨今では一工夫をすることで間取りを増やすこともでき、4人程度の標準的な家族でもローコスト住宅で暮らすことも可能です。
そこでここでは、ローコスト住宅で実現できる暮らしやすい間取りの一工夫アイデアを紹介しましょう。
用意するのはパーテーションで、これでワンルームを区切って部屋数を増やす方法です。
パーテーションは豊富な種類で販売されており、キャスターがついているので自由に移動をさせることが可能になっています。
たとえばテレワークをしている方であれば、業務用のブースをリビングに用意することができます。
お子さんが2名いるのであれば、1つの部屋を区切って個室も準備できるわけです。
ローコスト住宅もアイデア次第で通常の住まいと同じようにできます。

シンプルなデザインのローコスト住宅も一工夫でおしゃれに

建物のデザインを複雑な形状にすると、建築費に影響します。
使用する建材が増えたり施工の難易度が上がるために、建築費が増大し予算オーバーになってしまうでしょう。
ローコスト住宅のデザインというのは、基本的にはシンプルです。
上から建物を見ると長方形や正方形などシンプルな形をしているのが特徴で、これは施工難易度を下げたり建材を少なくするための工夫です。
そのためローコスト住宅の外観には、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
ですがローコスト住宅を得意としている不動産会社は、建物の外観にもしっかりとこだわりがあります。
ちょっとした工夫でおしゃれな外観を実現でき、シンプルな形状を基本としながらも見た目は抜群です。
低予算のローコスト住宅を建てるときには、外観の美しさには妥協をしてしまうかもしれません。
しかし不動産会社次第でおしゃれにすることは可能なので、諦めず理想を追求できる会社を選ぶようにしてください。

筆者:高野平助

筆者プロフィール

茨城県つくば市生まれ。
あまり知られていないローコスト住宅について、色々調べてまとめました。